宵星の憂い 桃華異聞／和泉桂

宵星の憂い 桃華異聞 (幻冬舎ルチル文庫)

★★★☆☆

とりあえず文庫の価格はいいよね、買いやすい。文庫でしっかり読ませてもらえると新書はほんと高く感じるよね…いやいいんだけど買うけど…ってなんの話か。
色街に堕ちた元王子の受け、幼いときに彼にひと目惚れしていた兄弟を巡る…いわゆる３Pもある三角関係？かな。攻めの兄弟の人間性と閨房術が正反対なのがおもしろい。なんだけど、私は弟（根っからの好い人キャラ）との絡みが好きだったので私的には残念な結末。あ、案外あっさりそっちいくのねみたいな…。
相変わらず和泉さんの安定の執着攻めは素晴らしいけどちょっと食傷気味。攻めの敬語攻めとか…某淫蕩な血の一族の某深沢さん（言ってる）にしか…いや大好きなんですけどね、なんならBLの攻めキャラで１、２を争うレベルで好きなんですけどね深●…。いやむしろこういう気持ちになりたくて和泉作品読んでるみたいなところある。だからこれでいいのかもしれない。なにが。